モウコノウマは、19世紀末から20世紀初めにモンゴル南西部と中国北西部のゴビで記録された馬です。ずんぐりした体と大きな頭、立ったたてがみをもちます。大ゴビB保護区の再導入群では、一年を通じて草を主に食べることが尾毛の分析から示されています。
ずんぐりした体に大きな頭、太い首、短い脚を持つ。黄褐色の毛に短く立つ黒いたてがみが生え、前髪はない。背中の黒い線は尾まで続き、腹は黄白色、脚の下部は暗色で、膝の後ろに縞がある。
2017年の尾毛安定同位体研究は本種をEquus ferus przewalskiiと記した。2009年と2010年に大ゴビBで尾毛を採取した再導入馬6頭は、年間を通じて草を中心に食べていたと推定された。1889~1898年に野生で採集された歴史標本6頭のうち5頭では、夏の草食と冬の低木利用に対応する季節変化が示された。
2022年公表の気象研究は、大ゴビBで2018年夏に3群29頭、2019年春に4群34頭、同年秋に4群35頭を観察し、群れの来歴(野生生まれ・長期再導入・再導入直後)も分析した。採食は曇りや風の強い時と秋に多く、移動と社会的行動は夏に多かった。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。