白黒の羽と太く重いくちばしを持つ海岸の鳥で、カニなどを食べます。インドのカッチ湾では、越冬個体が干潮時に餌を探す様子が調査されています。
成鳥は白い体に黒い背と翼があり、太く重いくちばしを持ちます。幼鳥の背は淡い褐色です。
オマーンのBarr Al Hikmanで越冬していたカニチドリ6羽に追跡装置を付け、2011〜2014年に移動を調べました。春は全個体が似た道を進み、砂漠とオマーン山地を越えた後、イラン南岸に沿って北西へ向かいました。4羽はイラン南西部、2羽はクウェートの島で繁殖しました。
秋には4羽が海岸沿いに戻り、残る2羽はルブアルハリ砂漠を約760kmと780km横断しました。記録された立ち寄り地は春23か所、秋37か所でした。移動中に記録された625地点の82%は17時から翌6時の間で、飛行の多くは地表から25m未満でした。 春の移動には3〜24日かかり、繁殖地では96〜174日過ごしました。冬の採食地から繁殖地までの最短距離は約1,600kmでした。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
オマーンのBarr Al Hikmanからイラン南西部やクウェートの繁殖地へ移動した個体が追跡され、春秋それぞれの立ち寄り地も確認されました。この研究は、一つの越冬地と複数の繁殖地を結ぶ移動経路を、位置記録とともに示しています。