オスとメスの頭の上には、大きな突起が2つあります。
記載されたオスの腹部には、左右に明るい白色の斑点があります。記載されたメスの腹部には、この白い斑点がありません。
Eriauchenus bourginiは、一番前の脚の付け根に、とがった張り出しを持つクモです。オスにもメスにもこの形があり、長いあごの根元近くには短いとげもあります。頭や脚だけでなく、体の下側にも特徴的な形が隠れています。
二〇一八年の研究は、似たEriauchenus zirafyとの違いを細かく調べました。二種類のメスは見分けられず、オスの口元にある、脚のような小さな器官の形が区別の手がかりになりました。本種では、その先端にある複雑な部分に四本の長い突起があります。比較されたzirafyでは、対応する部分の突起が五本でした。
研究者らは、古い名前の基準となったラ・マンドラカのオス六個体とメス三個体も確認しています。さらに、二〇〇一年四月にアンボヒタンテリの森で採集された標本を使い、オスとメスの姿を詳しく記載しました。大きな頭の形が似た二種類を比べる中で、オスの小さな器官が、種類を分ける重要な手がかりになったのです。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
二〇一八年の研究で調べられた採集地には、ラ・マンドラカとアンボヒタンテリの森が含まれます。森林の生息環境を保ち、種類の確認できる標本とともに各地の生息状況を調べることが、保全に必要な分布情報を補います。