鮮やかな赤いくちばしを持ち、沢沿いの暗い林にも暮らすカワセミの仲間です。
体はオレンジがかった褐色で、腰には水色の羽があり、短い脚も赤色です。
宮古島で繁殖するアカショウビンをGPSで追うと、渡りの途中で標高約4,000メートル近くまで上がり、冬の居場所としてフィリピンのポリリョ島とタブラス島が記録されました。南西諸島の島で子育てを終えた後、海を越えて熱帯の島々まで移動する道のりです。高い山地を通る区間は、渡りの軌跡を追った位置情報にはっきり表れていました。
夏に使う繁殖地と冬に過ごす島は離れており、一年の暮らしが日本とフィリピンの島々をつないでいます。この論文は、宮古島で繁殖するアカショウビンの繁殖後の渡りをGPSロガーで初めて追った報告です。位置の記録が、子育て後の移動先と冬を過ごす島々をつないでいます。日本の繁殖地とフィリピンの越冬地を直接結ぶ記録です。
環境省 第5次レッドリスト(鳥類) · アカショウビンの項目は確認できず、国内区分は不明 · 日本;Halcyon coromanda
環境省の第5次レッドリスト(鳥類、2026年公表)の掲載170分類群に、アカショウビン(Halcyon coromanda)の項目はありません。この資料から国内カテゴリー、個別評価日、個体数動向は確認できません。2019年のGPS追跡論文は、宮古島で繁殖する鳥の越冬地としてフィリピンの島々を記録しています。