北アフリカの乾燥した山地に暮らす、長い毛と角を持つヒツジの仲間です。
体は茶色で、あご・のど・胸・前脚の内側には長い白い毛が伸び、ひげのように見えます。オスとメスとも角がありますが、メスの角は小さめです。
チュニジアのブー・ヘドマ国立公園で、バーバリーシープの糞に残った植物片を調べると、19種の植物が見つかりました。年間の食事は草が約67%、木の葉や枝が約17%、草本植物が約16%でした。草を主に食べる一方で、木本と草本も食事に取り入れていました。内訳は草8種、木本6種、草本5種でした。
草のなかでは、スティパ属の2種が年間の食事の約63%を占めました。季節による違いもあり、春と夏には草の割合が高く、秋は木の葉や枝、冬は草本植物がよく食べられました。季節ごとに利用する植物が入れ替わる食べ方が、乾燥した山地での暮らしを支えています。草の割合は春72.57%、夏78.31%で、冬には38.7%へ下がりました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
チュニジアのブー・ヘドマ国立公園で採取した糞の分析では、バーバリーシープの食物の約3分の2が草でした。食べる草の種類や割合は季節で変わり、秋には木の葉、冬には草本植物が増えます。季節ごとの餌場を保つことが、この地域での生息環境管理に関わります。