カバは、昼間を主に水中で過ごし、夜に陸で草を食べる哺乳類です。川や湖と、その周りの草地を利用します。
目・耳・鼻の穴が頭の上側にあります。体の大部分を水に沈めたまま、周りを見たり呼吸したりできます。
カバは陸上で、右前足と左後ろ足、左前足と右後ろ足という、対角線上の足をほぼ組にして動かします。ゆっくり進むときにも、速く動くときにも、この足運びが多く見られます。速い動きでは、四本の足が一瞬すべて地面から離れることもあります。
2024年の研究は、インターネット上の映像と、イギリスの動物園で撮影した二頭のおとなの映像を使い、計32頭の169歩行周期を分析しました。映像を一コマずつ進め、各足が地面に付く時刻と離れる時刻を調べています。動物園の二頭は、水から陸へ上がり、飼育舎へ向かうなどのゆっくりした動きを提供しました。一方、速い動きは公開映像から得られ、一部では四本の足が宙にある瞬間がはっきり捉えられました。速さが増すにつれ、足を空中で戻す時間よりも、地面に付けている時間が大きく短くなる傾向もありました。重い体を運ぶ足のリズムが、映像から具体的に見えてきます。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
南アフリカ国立公園局の2023/2024年研究報告は、干ばつによる水面の縮小を、カバの保全上の課題として取り上げています。クルーガー国立公園の六河川では、干ばつ前の2015年から2016年の同じ時期までに、確認された個体数が約2500頭、38.6パーセント減ったと報告しました。研究者は長期調査を開始し、次の段階として、川やダムの水面の変化がカバの移動と密度にどう関わるかを調べる方針を示しています。