オオホンセイインコは、南アジアから東南アジアの森林や農耕地などにすむ大型のインコです。
体は淡い緑色で、肩に赤褐色の斑があります。成鳥のオスには黒い頬の線と桃色の首の帯があり、メスにはこの模様がありません。
オオホンセイインコはインド東部オディシャ州で違法取引の対象になる鳥です。2024年の研究では、取引の取り締まりに関わる森林職員へ知識や経験を聞きました。州の30地区は中央・北部・南部の三つの管区に分かれ、各管区から職員2〜3人が回答しました。約54%は鳥の種類を見分ける力に自信がなく、約27%は地域の鳥を識別できると答えました。
オオホンセイインコはインドの野生生物保護法で保護対象となり、国際取引を規制するCITESの附属書IIにも掲載されています。ところが、回答者の約92%はCITESによる鳥の取引規制を知らず、約98%は違法な鳥取引の研修経験がありませんでした。約82%は違法なペット取引を取り締まった経験がなく、市場の需要が大きく増えていないと見る職員は約44%でした。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
オディシャ州の聞き取りでは、職員の約98%に違法な鳥取引の研修経験がなく、約82%に違法なペット取引の取り締まり経験がありませんでした。鳥の識別とCITESに関する知識を職員研修で扱うことが、地域の取引監視を支える課題として示されています。