目の上に二重の白っぽい線がある小型のシギです。北欧からシベリアで繁殖し、亜種により中東や南・東南アジア、オーストラリアなどで冬を過ごします。
シギの中でも小型で、目の横に目立つ線があります。
中国遼寧省の大連沿岸では、2021年8月から2022年10月まで九つの湿地でシギ・チドリ類の調査が行われました。調査は毎月、大潮期に行われました。全体では31種が記録され、春と秋に種数と個体数の山が見られました。キリアイは論文で旧属名のLimicola falcinellusとして記載されています。
キリアイは5月に大燕河河口で九羽確認され、通過中の鳥として整理されました。同じ調査では、この種は九か所のうち一か所だけで記録されています。5月の大燕河河口ではシギ・チドリ類18種が記録され、春の調査地の中でも種数が多い場所でした。冬には九地点のいずれでも観察されませんでした。キリアイは春の渡り時期に大燕河の河口湿地を通過しました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
大連の調査では、キリアイが春の5月に大燕河河口で確認されました。沿岸全体では干拓、養殖施設や港湾などによる改変が報告され、地域の水鳥分布は自然湿地の広さや生息環境の種類と関係していました。河口での春の記録は、渡り時期の沿岸湿地を利用したことを示しています。