林の中で暮らし、飛ぶと腰の白い部分が目立つ鳥です。英国では北スコットランドを除く広い範囲で見られます。
褐色を帯びた体に、翼の青い羽が目立ちます。飛び去るときの白い腰も見分ける手がかりです。
カケスが運ぶドングリは、落ち葉や土に隠されるだけでなく、木の穴にも貯蔵されていました。ポーランド西部の管理林で2020年11月の3週間、ヨーロッパナラとアカガシワのドングリに発信器を付けて追跡した研究では、カケスが運んだ116個のうち14個が食べられ、102個が貯蔵されました。
貯蔵されたドングリの大半は落ち葉か表土にあり、5個は地上1〜7mの木の穴で見つかりました。穴の口はコケでふさがれ、4個はハリエンジュ、1個はハンノキの朽ちた幹にありました。
著者らは、木の穴がネズミなどにドングリを取られる危険を減らす可能性を示し、今後検証する仮説としました。穴に貯蔵されたドングリは発芽できず、今回見つかった5個の貯蔵先からは樹木の芽生えにつながりません。
IUCNレッドリスト · 低懸念(LC) · 世界
IUCNレッドリストの2025年評価では、カケスは世界規模で低懸念(LC)とされました。成熟個体数は2,400万〜4,620万羽と推定され、個体数の傾向は安定と評価されています。