Tragelaphus selousiは、ンガミ湖周辺からザンベジ川流域の湿地に記録されたシタツンガの地域型です。記載されたオスは暗い黄褐色で、目の近くや頬、のどに白い斑がありました。
1900年の記載は、バロツェ川で得られた成獣オスの皮と頭骨にもとづき、体高を約102 cmとしています。オスは全体に暗い黄褐色で、肩・腹・脚はさらに暗く、目の内側から伸びる淡色斑、目の上の黄斑、頬の淡色斑、のどの白斑がありました。角は曲線に沿って約65 cmと記録されています。成獣メスには角がなく、色はオスに近いとされました。同じ記載では、Barotse産の未成熟メスは赤みが強く背が黒ずみ、ンガミ湖産の半成長時から飼育されたメスはほぼ一様な色だったとされ、差の理由は未解明のままです。
Philip SclaterとOldfield Thomasの1900年の本が引用するSelousの記録では、1879年にチョベ川の葦原で胸まで水につかったメス1頭が、水面近くの若い葦を食べるのを観察し、驚くと水をかき分けて逃げました。Selousは、密な葦原から出てくるのは夜だけだとも報告していますが、同じ調査で生きた姿を確認できたのはこのメス1頭でした。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。