アフリカの果樹園や庭でも見られる、茶色がかった鳥です。さまざまな果実を食べ、つがいや小さな群れで声を交わします。
全体に茶色がかった羽をもつ鳥です。
アフリカヒヨドリは、羽毛を生え替える時期にも繁殖することがある鳥です。カメルーンのカカオ農園で行われた研究では、2021年3月から2022年3月まで月に一度ほど個体を捕獲し、ふんから食物のDNAを調べました。主な比較対象は、換羽中で繁殖していない19サンプルと、換羽も繁殖もしていない22サンプルでした。調査地の周囲には自然の植生と農地が混在しています。
換羽中の個体では、植物や節足動物は、換羽していない鳥の約1.5倍の種類が記録され、食べたものの組み合わせも違っていました。検出された植物には、農園の木陰樹として植えられていたマンゴーやミカン類も含まれています。羽毛の生え替わりと食物の選び方が、一年の中で結びついていることを示す調査です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
カメルーンの調査地では、アフリカヒヨドリはカカオの木のほか、農園に植えられたマンゴーやミカン類などの木にも訪れていました。著者らは、複数の樹種を含む混農林業が、鳥の採食に使われる植物や節足動物の多様性を支える可能性を示しています。