ブラウンケナガクモザルは北部南米の森林にすむサルで、長い手足とつかめる尾を使って樹冠を移動します。
毛色は茶色から黒色の範囲で、手足は長く細い形をしています。枝をつかんで体を支えられる尾を持ちます。
コロンビア中部アンデスのセルバ・デ・フロレンシア国立自然公園で、ブラウンケナガクモザルを含む昼行性サル3種の利用域が調べられました。31の1平方キロ区画を無作為に選び、2018年と2019年にサルの記録や人の活動、森林と農地の割合を調査しました。本種は調査期間中に1個体が観察されました。牧草地や自然植生の割合も地図から読み取り、分析にはベイズ統計を用いています。
本種の区画利用の推定値は0.16、発見確率は0.14でした。森林被覆との関係は負の値でしたが、分析は3件の記録に基づき、統計的に有意ではありませんでした。保護区内の区画を使って、目撃記録から利用域を推定した調査です。他の2種も同じ方法で推定されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
31区画の調査で本種は1個体が観察され、区画利用の推定値は0.16、発見確率は0.14でした。