日本の森で、木から木へ滑るように移動するリスの仲間です。主に夜、樹上で活動します。
背中は銀色がかった灰色から黄灰色で、腹は白っぽくなっています。手首と足首の間に、滑空に使う膜があります。
冬のニホンモモンガは、木の穴で一頭で眠る日も、仲間と眠る日もあります。長野県の木曽山地北部、標高1,000〜1,200メートルの森林で、研究者は2017年12月から2019年11月まで三つの巣穴をカメラで記録しました。共同営巣に体温調節の働きがあるかを調べる研究です。観察した穴はスギの木に二つ、ヒノキの木に一つありました。
2019年10〜12月の目視調査では、一つの巣穴を使う頭数が最大9頭になりました。カメラには計2,559本の動画が記録されました。気温を比べた2018〜19年の雪の季節には、巣穴の最多頭数と気温との関係が見られませんでした。三つの巣穴では共同営巣が合わせて184夜記録され、単独で使う日と仲間と使う日がありました。
宮崎県版レッドリスト · EN-r(県内で絶滅の心配が高い区分) · 宮崎県
宮崎県版レッドリストの2025年度改訂版(2026年公表)は、ニホンモモンガをEN-r(県内で絶滅の心配が高い区分)に分類しています。EN-rは、もともと県内で希少で、現在は原則2〜4か所に少数が生息する区分です。