短い尾と丸い体を持ち、草地で繁殖する鳥です。
体はずんぐりして、尾が短い鳥です。冬のメスはのどの茶色が淡くなっています。
ウズラは地上に巣をつくり、淡い色の殻に濃い模様のある卵を産みます。卵の模様にはメスごとの違いがあり、濃い模様の多い卵も、少ない卵もあります。地面に置かれた卵は、その色と周りの見え方の組み合わせによって、目立ち方が変わります。
2013年の論文では、グラスゴー大学で飼育されたメスに、四色の砂を敷いた場所が用意されました。卵を産んだ十五羽について、どの砂の上を選んだかが調べられています。濃い模様の多い卵を産むメスは、その模様に近い色の砂を選ぶ傾向がありました。
模様の少ない卵では、殻の淡い地の色に近い砂を選ぶものもありました。画像から卵の輪郭の見えやすさを比べると、選ばれた砂の上では、輪郭が見つけにくくなる傾向がありました。卵そのものの色だけでなく、母鳥が卵を置く場所も、目立ちにくさに関わっていたのです。
環境省レッドリスト · 絶滅危惧Ⅱ類(VU) · 日本
環境省の第5次レッドデータブック2026では、日本の野生ウズラは絶滅危惧Ⅱ類です。生息環境の減少と悪化が続き、全国的に生息数が少ない状態にあるとされています。繁殖する草地と越冬する場所を残すことが、日本での保全の課題です。