長いくちばしで落ち葉や朽ち木を探る夜行性のキーウィです。北島の森林ややぶなどで暮らし、小さな無脊椎動物を食べます。
羽毛は毛のように細かく、全体に茶色です。細長く下へ曲がったくちばしをもち、鼻の穴は先端近くにあります。
キタキーウィは、ニュージーランド北島の森や低木の茂みなどで暮らします。昼には穴や木のうろで休み、夜に歩いて、くちばしを落ち葉や土へ差し入れます。ミミズや昆虫の幼虫などが主な食べ物です。つがいは夜に鳴き交わし、片方の声から少し遅れて、相手の声が続くことがあります。
メスが卵を産むと、主にオスが温めます。ひなが育つうえでは、持ち込まれたオコジョなどによる捕食が大きな課題です。卵や幼いひなをいったん保護し、安全な施設などで体を大きくしてから、森へ戻す取組が行われています。幼い時期を支えることで、生息集団の回復につなげています。
森へ戻った後の暮らしには、成鳥を襲う犬などへの対策も関わります。地域の人による捕食動物の管理や、犬がキーウィへ近づかないための取組が続いています。卵やひなの保護と、大きくなった鳥が暮らす環境の両方を支える活動が、北島の各地で進められています。
ニュージーランドの保全評価(DOC掲載) · 非絶滅危惧・保全活動の継続が必要 · ニュージーランド
生息地の減少と、犬、フェレット、オコジョなどによる捕食が脅威です。卵やひなを保護して育てる活動、捕食動物の管理、犬への対策などが、生息集団を支えています。