フサホロホロチョウは、東アフリカの乾いた草原や低木地にすむ大型の鳥です。地上を群れで歩き、青い頭と長い黒い飾り羽が目立ちます。
羽毛の少ない頭と首は鮮やかな青色です。首の後ろから細長い黒い羽が伸び、体には白と黒の細かな模様があります。
フサホロホロチョウは、仲間の顔ぶれが安定した群れで暮らします。夜には、別々の群れが同じ場所の木々に集まって休むことがあります。昼間はまとまって歩く仲間も、夜の枝の上では、ほかの群れの鳥と近くで過ごします。
ケニアのムパラで行われた研究をまとめた2024年の論文では、地面にキビなどの種を置く実験が報告されました。一方の群れが使い、もう一方は直前の十五日間に来ていなかった場所に、十七の餌場を設けています。ねぐらから餌場が直接見えないようにも配置されました。
先に来た群れの後で、対象の別の群れも餌場を見つけた九回のうち、八回では、その二群が夜を同じ場所で過ごしていました。後から来た群れは、先に知っていた群れと同時に餌場にいました。著者らは、ねぐらで近くにいた群れを追うことが、新しい食事場所に出会う機会になると考えています。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 低懸念(LC) · 世界
BirdLifeの掲載表では、フサホロホロチョウは世界全体で低懸念です。ムパラの原報は、木々で休む場所と、地面で食べる場所を行き来する暮らしを示しています。ねぐらの木と周囲の採食場所の両方が、この鳥の生息環境の要素になります。