東ヨーロッパで繁殖し、西アフリカで冬を過ごすヨシキリです。頭頂の黄色い筋と、全身の黄褐色の縞が見分ける手がかりです。
似たヨシキリ類より黄褐色で縞が多く、頭頂に黄色い筋があります。
ポーランド東部のビエブジャ渓谷では、2011〜2013年の5月と6月、長さ1kmの調査路50本を無作為に選び、さえずるハシボソヨシキリを繰り返し数えました。この反復調査に必要な労力は年150人日で、従来の全数調査の175人日より少なく済みました。 調査路は面積8,280haの適地内に置かれ、路どうしは少なくとも500m離されました。
推定された鳥の数は水位が中程度の区間で最も高く、乾燥した区間で最も低くなりました。見つかる確率は年によって異なり、植生の高さや日中の雨量にも左右されました。区間ごとの鳥の数を推定するモデルを使い、10年間で個体数が20%変わる場合を見分ける力は、反復調査で68%、生の計数値で9%と評価されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ビエブジャ渓谷の繁殖地では、ハシボソヨシキリの推定数が中程度の水位の区間で最も高く、乾いた区間で最も低くなりました。湿地の水位と植生の高さは、繁殖地の調査に関わる現地条件です。