ススイロヒラハシはムッサウ島に固有の鳥です。2014年の調査ではオスとメスが原生林と成熟した二次林で観察され、林内の木の叉に雛1羽の巣が見つかりました。
Hartertの1924年の原記載では、ムッサウ島の成鳥オスは頭頂の羽が短く、頭の帽子状の輪郭が目立たないとされています。頭の側面と耳羽は黒っぽく光沢が少なく、のどと胸の羽は短くゆるく生え、羽先と根元の色の差が小さい記載です。成鳥メスは頭頂が濃い鋼青色で、背は赤褐色。翼の羽と尾は黒褐色で赤褐色の縁があり、最外側の尾羽ではその縁が外側に現れます。幼鳥はメスに似ますが、頭頂は暗い茶色で、くちばしの根元が黄みを帯び、胸には赤褐色がかった淡い色が差します。
2014年10月の11日間の現地調査では、ムッサウ島のNaeとLolieng付近で本種が原生林と成熟した二次林に記録され、Nae近くの森でより多く見られました。オスとメスは森林の濃い下層植生でよく観察され、隣接する若い二次林や古い庭では記録されませんでした。Nae近くの成熟二次林・原生林の下層では、地上約2〜2.5mの木の叉にシンプルなカップ状の巣があり、雛1羽がいました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。