タンザニア南部のルベホ高地の森林で記録されたヤマウズラです。2005年の研究は、ウドゥングワ高地の個体群との遺伝的・形態的な違いから、独立種として扱うことを提案しました。
ウドゥングワの個体群と比べ、顔は赤褐色地に暗色の細かな斑点があり、喉と胸の境には黒い線が走ります。白い首輪模様はありません。
タンザニアのルベホ高地に暮らすこの鳥は、マフウェミロ森林のチュグ丘で確認されています。赤褐色の顔に細かな暗い斑点があり、喉と胸の境には黒い斑点の弧が走ります。森林の一画に暮らす個体群は、遠く離れたウドゥングワ高地の仲間と、顔だけでなく尾や翼の羽にも違いがあります。
2005年の研究は、ルベホの三羽とウドゥングワの四羽の標本を比べました。ルベホの尾の長さは五十七・五〜六十一・八ミリで、比較したウドゥングワの六十八〜七十三ミリより短い値でした。尾の羽の幅も、ルベホでは十一〜十四ミリ、ウドゥングワでは十五〜二十ミリと記されています。
ルベホの鳥では、尾の中央の羽にある黒い縞が弱く、翼を覆う羽の先には灰色から白っぽい縁が目立ちました。その縁が並ぶと、うろこのような模様に見えます。離れた山の森に暮らす鳥どうしの違いは、羽の長さや幅、縁取りの細部にも残されていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2005年の研究者は、ルベホとウドゥングワの個体群を分けて保全を考える必要を挙げています。両地域で、砂浴び場所などに残った羽を集める方法を使い、鳥を捕らえずに遺伝的な多様さを継続して調べることを提案しました。各高地の中でどのように移動するかを把握することも課題としています。