北東アフリカの乾いた環境に暮らす野生のロバです。
体は細身で筋肉質です。短い毛は灰色から赤みのある薄茶色で、腹側は白く、耳が長く、たてがみは細く立ちます。足のしま模様は亜種によって異なります。
エリトリアのダナキル砂漠では、アフリカノロバの観察位置をもとに、雨季と乾季の生息適地が別々に推定されました。二〇〇二〜〇六年と二〇一六〜一九年の現地記録が使われ、乾季には水場からの距離と最も乾く月の雨量、雨季には気温や暖かな時期の雨量が分布を説明する要因になりました。
メシル高原は雨季・乾季ともに最適地に含まれました。モデル上の最適地は乾季が約百三十平方キロ、雨季が約七百三十九平方キロで、適地全体は乾季約三千三百二十平方キロ、雨季約二千三百二十三平方キロでした。候補範囲は約一万一千平方キロで、そのうち推定適地は乾季三〇・二%、雨季二一・一%を占め、主な二地域は乾季には離れ雨季には連続していました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
エリトリアのダナキル砂漠を扱った二〇二三年の研究では、メシル高原が雨季・乾季双方の適地モデルで重要とされました。同論文は当時、高原と周辺候補地が正式な保護区域ではないと記しています。水場と季節利用を含めた保全が検討点ですが、これは発表時点の地域情報で、現在の法的状況や世界的な区分、評価日、傾向は別途確認できていません。