グレーウサギコウモリは長い耳を持ち、草地などの開けた場所で飛びながら蛾などを捕らえるコウモリです。
耳は体とほぼ同じ長さです。休むときは耳を丸めたり、翼の下へしまったりします。
イギリス南部のファーズブルック・ハウスは1885年に建てられた家で、屋根裏は9区画、約385立方メートルありました。研究者は1960年からこの屋根裏のコウモリを調べ、調べられる区画では8種が捕獲されました。ウサギコウモリ属の2種が特に多く、そのうちの一種としてグレーウサギコウモリ(Plecotus austriacus)が確認されました。
同じ屋根裏にいたP. austriacusとP. auritusを比べると、冬に使う場所の温度に違いがありました。P. austriacusは約12度の暖かい場所で冬を過ごしましたが、温度の変化が大きい所では目を覚ますことが増え、体重も減りました。夏には、屋根裏のとても暑い区画や群れで集まる場所は使いませんでした。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
建物の屋根裏は、野生のコウモリが冬を過ごす場所になります。この調査では、グレーウサギコウモリが暖かい場所を選ぶ一方、温度の変化が大きい所では目を覚ます回数が増え、体重が減ることが記録されました。