大きな耳と長い尾を持ち、草を食べるワラビーです。
頭が小さく、耳は大きく、尾は付け根が太くなっています。跳ぶための後ろ脚は前脚より大きく発達しています。
タマーワラビーが使う場所は、一日の時間帯によって変わります。西オーストラリア州カルバリ国立公園へ再導入された個体を追った研究では、朝夕の薄明時に、長く手つかずで樹冠の密な植生が使われていました。主な採食時間には、約1年前に焼けた場所と、最後の攪乱から10年以上たった場所が混じる環境が重要でした。
休む場と食べる場は、同じ景観の中でも異なる条件を必要とします。植生の密度と火災からの年数が変わる場所を時間帯ごとに使い分ける姿が記録されました。調査地は再導入された個体の行動を追った場所で、種全体の生息地を網羅する調査ではありません。研究では再導入個体を放した後、最大11か月追跡しており、植生の密度や火災からの年数と活動時間の結びつきが記録されました。
IUCNレッドリスト · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体(種レベル)
2016年のIUCN世界評価では、タマーワラビーは低懸念(LC)です。一方、カルバリ国立公園での再導入では、標識した25頭のうち16頭が放逐後11〜319日で死亡し、そのうち10頭の死因は捕食でした。これは一地域の再導入結果です。