エチオピア南部のBulcha ForestとArba Minchで記録されたモリマウスです。オリーブ褐色の背と雪のように白い腹、長い尾をもちます。おとなのメスのタイプ標本は頭胴長110 mm、尾長173 mmでした。
おとなはオリーブ褐色の背毛をもち、その根元は灰色でした。腹は黄みのない雪白色で、背との境は明瞭でした。頭は背より淡く、おとなのホロタイプでは黒い眼の線が目立ちました。尾は背面が濃褐色、腹面はやや淡く、先端寄りの3分の1に長い毛がありました。幼いパラタイプSMNS 23625には黒い眼の線がなく、後足はおとなより褐色でした。メスホロタイプSMNS 24118は頭胴長110 mm、尾長173 mm、後足長23 mm、耳長18 mm、体重36 g。おとなのオスパラタイプSMNS 23624の尾長は150 mmでした。
メスホロタイプSMNS 24118は1976年2月1日、標高1,800 mのBulcha Forestの縁で生きた状態で捕獲されました。湿った幅広いギャラリー林がブッシュサバンナへ移る場所でした。Arba Minchの標本産地も同様の環境です。Arba Minchでは地上の低いトゲのある茂みと、ギャラリー林の地上約5 mの木で捕獲記録があります。幼獣3頭を伴うメスの死体は、細かく裂いた草の詰まったアカシアの枝穴で見つかりました。枝穴は木が倒れる前、地上約10 mにあったと推定されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。