シロマダラウズラは、メキシコ高地と米国南西部の草原やオーク林にすむウズラです。地面を掘って地下の植物や木の実を探します。
オスは白黒の縞や筋、丸い斑点が組み合わさった目立つ模様をもちます。
シロマダラウズラは、地下にある球根などを掘って食べる鳥です。食事をした場所には、小さな掘り跡が残ります。地面の上の植物に加えて、その下に蓄えられた食べ物も、この鳥の暮らしを支えています。
テキサス西部のエレファント山で2001年に行われた研究では、掘り跡のある区域と、その外側の区域で植物が比べられました。一平方メートルの区画を、それぞれ三十か所ずつ調べています。掘り跡のある区域には、ネギ属の植物が平均で一平方メートル当たり約十二本あり、外側の約一本より多く生えていました。
調べた百二十一の掘り跡のうち、四分の三は球根に関わるものでした。また、よく使う場所には傾斜や岩もありました。著者らは、岩の上側に土がたまるくぼみがあり、そこに食べ物となる植物が生えやすいと考えています。岩や斜面も、地下の食べ物のある場所と結びついているという、山の食事場所の姿が見えてきました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
エレファント山の原報は、食べ物となる植物、斜面、岩の組み合わせを保全上の手がかりに挙げています。著者らは、岩を動かしたり土が流れやすくなったりするような管理を減らすことを提案しました。地下の食べ物を得られる、草地の細かな環境を残すことが重要です。