白いとさかを立て、木の上を跳び移る鳥です。
頭に白いとさかがあり、顔は黒く、目の周りは赤色です。くちばしは黄色で、飛ぶための羽には赤色があります。
ナイジェリアのンゲル・ニャキ森林保護区では、森の断片、主林、林縁に各10区画、計30区画を置き、エボシドリが好む実のなる木を調べました。調査では各場所で22〜25種の結実木が見つかり、そのうちエボシドリに好まれる種は6〜8種でした。
論文はシロガシラエボシドリを、森の断片に残る大型の実を食べる鳥として記録し、種子を森に運ぶ働きにも触れています。区画の植物の好みはエボシドリ類をまとめた結果で、本種だけの食性割合ではありません。森の小さな断片も、果実を食べる鳥と木々のつながりを支える場所になることを示す地域研究です。実のなる木の場所と鳥の記録を一緒に見ると、森の断片が果実や種子の移動にどう関わるかを考えられます。
IUCN Red List · Least Concern (LC) · Global
IUCNレッドリストでは、シロガシラエボシドリは世界全体で低懸念(LC)とされ、2024年の更新で区分が確認されています。世界的な評価は広い分布を対象にしており、ンゲル・ニャキ森林保護区の小さな断片林の状態を直接示すものではありません。現地研究では、シロガシラエボシドリが残された森林断片や林縁で見られ、果実を食べて種子を運ぶ役割が記されています。保全では世界区分と地域の森林の状況を分けて確かめる必要があります。