尾を立てる小型のシャコです。赤い脚と目の周りが目印で、草の茂るサバンナや岩場にすみます。
体は小さく暗い色で、太い尾を立てることが多いです。脚と目の周りの裸の皮膚は赤く、頭や胸には細かな模様があります。湿った地域の個体は濃く、乾いた地域では淡い傾向があります。
イシシャコは、岩場の近くにある草地や木のある場所で暮らす鳥です。ベナンでは、岩の多いサバンナや開けた森に加え、畑や休ませている農地でも姿や痕跡が見つかっています。木や草の広がり方が違う場所の中に、岩のある風景が織り込まれています。この鳥の暮らしは、植物と地形の両方に結び付いています。
2021年に発表されたベナンの研究は、六本の調査線に沿った六十か所を対象にしました。鳥の姿だけでなく、ふんや羽、足跡なども手がかりにしています。畑や水辺からの距離、木が覆う割合などを比べたところ、岩や丘が近いことが、鳥の存在と特にはっきり結び付いていました。
鳥が使う場所の植物は、三つのまとまりに分けられました。岩場のサバンナ、開けた森、畑や休耕地です。そこにあった植物には、イネ科の草が多く含まれていました。同じ鳥が記録される場所にも、いくつもの植生があります。ベナンの記録は、岩場の近さと、周囲に広がる異なる草木の組み合わせを伝えています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ベナンの別の研究では、十三の民族集団に属する三百八十四人への聞き取りで、イシシャコの利用が調べられました。食用としての利用が最も多く挙げられ、狩猟による減少を訴える回答もありました。岩場と周囲の草木を保つことに加え、地域の人がどのように捕らえ利用しているかを把握することが、保全に関わります。