ベネズエラの山地にある雲霧林で、日中に地面を歩いて過ごすウズラの仲間です。
全長は25–30 cmです。
ベネズエラウズラは、ベネズエラの湿った山の森に暮らす鳥です。北部のアンリ・ピティエ国立公園では、食べ物を探す場所の植物が調べられました。鳥のいる場所では、地面に近い葉が重なり、低い茂みが発達していました。木々の下にも、小さな鳥の体を包むような緑の空間が広がっています。
1998年の雨季、七月から九月の観察では、鳥が採食していた二十か所と、姿や声が確かめられなかった二十二か所の植物が比べられました。鳥のいた場所には、ヤシ以外の単子葉植物が多く、低い位置の葉の重なりも密でした。一方、バクトリス属のヤシは少ない傾向がありました。
この葉の密な環境について、著者たちは、食べ物探しに加え、敵から姿を隠すことにも役立つ可能性を挙げています。高い木の有無だけでなく、足元の葉がどのくらい重なるか、どんな植物が生えるかにも、この森でのウズラの暮らしとのつながりが見られました。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 準絶滅危惧(NT) · 世界
BirdLifeの世界評価は準絶滅危惧です。アンリ・ピティエ国立公園の研究は、採食場所を特徴づける低い植物と葉の密度を示しました。地域の生息地を守る際には、高い木々に加えて、地面近くの植物が重なる環境を保つことが重要です。鳥の使う場所を継続して確かめることも、森の変化を捉える手がかりになります。