ブラジルのアマゾン川より南に分布するチャチャラカです。以前はO. motmotの亜種O. m. ruficepsとされましたが、論文は独立種として扱う根拠を示します。主に川沿いで見られます。
近縁のO. motmotより体が小さく軽く、尾の外側の羽の縁は赤みより暗いオリーブ褐色を帯びます。
Ortalis ruficepsは、ブラジルのアマゾン川の南側に暮らす鳥です。パラー州やマットグロッソ州で、川沿いの環境を使います。北側に暮らす近縁のヒメシャクケイと姿がよく似ていますが、尾の外側の羽の色や、体の大きさに違いがあります。大きな川をはさんで、別々の鳥が暮らしています。
2020年の研究では、博物館の標本、写真、録音を集めて、両者が比べられました。くちばしや脚、翼、尾を測った結果、ruficepsのほうが小さいことが分かりました。オスとメスの大きさの差も考えて比べても、この違いは残りました。羽の色を見比べるだけでなく、いくつもの体の部分を調べた結果です。
声にも違いがあり、調べられたruficepsの歌では、一まとまりの音が長く続きました。研究者たちは、体や声、分布の違いを合わせ、独立した種として扱うことを支持しました。博物館に残された標本と、野外で録音された声が合わさることで、大河の両側にある鳥の多様性が、より細かく明らかになりました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2020年の研究は、アマゾン川南側に分布し、地域によっては普通に見られる鳥と記しています。標本や録音から分布と種の違いを明らかにすることは、保全で扱う対象を定める基礎になります。川沿いの生息地と、その中での分布を把握することが重要です。