ムジヒメシャクケイは、尾の先が白い茶色の大型の鳥です。小さな家族群で木の実や芽などを探します。
大きくニワトリに似た体つきで、尾は長く、先端に白い部分があります。羽色は砂色の茶色で、頭は灰色がかっています。
ムジヒメシャクケイは、木や低い茂みを登りながら、果実、種子、花、葉などを食べる鳥です。熟した果実に届こうとして、枝から逆さにぶら下がることもあります。木の上の食卓は季節とともに変わり、食べる植物の種類や割合も変わります。
テキサス州のリオグランデ川下流域では、1971年と1972年にこの鳥の暮らしが調べられました。中心となったサンタアナ野生生物保護区などでは、実や種子が豊富な春と秋に、それらが主要な食べ物になっていました。実や種子が少ない冬と夏には、葉や芽が食事の中で相対的に重要になりました。
調査では、移動も自然の食べ物のありかと結びついていました。目印を付けた鳥の観察では、四分の三を超える例で、移動距離は四百メートル未満でした。身近な茂みや木をたどり、そこで季節ごとの食べ物を得る暮らしがうかがえます。果実の多い時期も、少ない時期も、この鳥を支えているのは、いろいろな食べ物のある木々です。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 低懸念(LC) · 世界
BirdLifeの世界評価は低懸念です。テキサスの解説は、十九世紀末から二十世紀初めの商業的な狩猟で、地域の個体群が大きな影響を受けた歴史を記しています。季節ごとの食べ物や巣を支える、リオグランデ川下流域の密な林や茂みが重要な生息環境です。