日本の林や草地、農地などで見られる小鳥です。太いくちばしを持ち、草の種子などを食べます。
くちばしは淡い肌色で太く、翼と尾には黄色の帯があります。黄色い部分は飛ぶとよく目立ちます。
長野県の標高約400mにある660haの農地で、1966〜1968年の3回の繁殖期にカワラヒワの巣262個が調べられました。春の早い時期、4月5日より前は巣作りに約14日かかりました。5月に入ると、4日ほどで仕上がる例もありました。早春には前年から残った種子を探し、季節が進むと新しい草の種子が豊富になったためです。
オスはさえずりや求愛姿勢でメスを誘い、巣木へ導きます。番ができた後に巣の場所を選ぶのはメスで、巣づくりもメスだけが担いました。オスはそばをついて回り、メスが抱卵する間はメスに餌を運びます。メスへ餌を運ぶ場面の76.9%は巣の外で起きました。オスとメスの両方がひなに餌を運び、期間は12〜17日、14〜15日の記録が最も多くありました。巣立ち後も両親は7〜10日餌を運び、少数の番はもう一度繁殖しました。
IUCNレッドリスト · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体
IUCNレッドリストの世界評価では、カワラヒワは低懸念(Least Concern, LC)に分類されています。