日本の林や庭にすむ、黄緑色の小鳥です。目を囲む白い輪が、名前にもなっています。
頭から背中にかけて黄緑色で、目のまわりに白い輪があります。オスとメスはほぼ同じ色です。
メジロは同じ種類だけで群れるほか、エナガやシジュウカラ、ヤマガラ、コゲラと一緒に動くことがあります。名古屋の林では、ほかの種類が混ざる群れにいるメジロは、一羽でいるときやメジロだけの群れにいるときより、周囲を見回す行動の割合が低くなっていました。
2023年の研究は、名古屋市の小幡緑地で、2020年1〜11月に行われた観察をまとめたものです。4月を除いて毎月調べ、群れの種類や数を数えるとともに、鳥を短い時間追い、五秒ごとに行動を記録しました。行動の比較には、一〜三月と十〜十一月の記録を使いました。メジロは、混ざった群れにいるエナガの数が多いほど、見張る行動が少ない傾向も示しました。さらに、スピーカーから鳥の声を流す実験では、メジロは同種の声だけでなく、エナガの声にも近づきました。シジュウカラの声では、無音の場合と比べて明瞭な違いはありませんでした。ほかの種類の鳥と群れる暮らしには、近くにいる相手の数や、聞こえてくる声に応じた違いが見られます。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2019年6月、環境省は沖縄本島北部のやんばる地域で、メジロの密猟が疑われる報告が相次いだと公表しました。とりもちや、おとり入りのかごなど、報告された捕獲用具の例を示し、疑わしい用具を見つけた際は、現場で対処せず沖縄県や環境省へ連絡するよう呼びかけました。