角はなく、オスは長い犬歯を持ちます。単独またはつがいで暮らし、葉や果実などを食べる小型のシカの仲間です。
背は赤褐色で、首には白い筋模様があります。脚は細く、尾は短いです。
マレー半島の8つの森林保護区で、研究者は315地点にカメラを設置し、カンチルマメジカの検出と森林環境を比べました。連続した森林より小さな森林区画で検出が4倍高く、低地フタバガキ林より泥炭湿地林で約3倍高い結果でした。
伐採を30年以上前に終えた森林でも、未伐採林より検出が高くなりました。調査は2013年3月から2018年4月まで行われました。直径5〜45cmの木が多い場所で検出が増え、標高が高い場所で減りました。研究者は地点ごとに木の太さ、林冠、若木やヤシを記録し、森林の分断や周辺景観の条件とカメラ記録を合わせて解析しました。マレー半島では森林分断や伐採、農地拡大が在来哺乳類に影響し、この研究はカンチルマメジカの記録条件を調べました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
マレー半島の調査では、カンチルマメジカの検出が小さな森林区画で連続林より4倍高く、泥炭湿地林で低地フタバガキ林より約3倍高くなりました。著者らは森林区画と連続林の両方を保全対象に挙げています。