アジア大陸側の森林にすむネコです。淡い毛に、黒い縁のある大きな雲形の模様が並びます。
足は短くがっしりし、尾は頭と胴を合わせた長さに近いほど長くなります。長い尾は木の枝でバランスをとる助けになります。
ウンピョウは、大きな足と、枝をつかみやすい足の裏、長い尾を持つネコの仲間です。足首の構造も木登りに向いており、木の幹を頭から下りることができます。雲のような模様の体を枝の間で支えるために、足と尾を組み合わせて使います。
飼育下の繁殖では、遺伝的な関係だけでなく、栄養、性格、健康、相手への行動も考えて組み合わせを決めます。スミソニアンの2021年の報告は、こうした判断を通じて個体を組み合わせる仕事を紹介しました。それぞれの個性を知ることも、繁殖を支える情報になります。
2002年からは、米国の施設とタイの動物園組織などが協力し、繁殖計画とタイでの野外調査を進めています。野生では、森林が農地などへ変わることや、毛皮や体の一部を目当てにした密猟が脅威です。飼育下で繁殖を支える仕事と、野生の森を守る仕事がつながっています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
森林が農地などに変わることや、毛皮や体の一部を目当てにした密猟が脅威です。米国とタイなどの協力では、飼育下の繁殖とタイでの野外調査が組み合わされています。