大きな目と長い尾をもち、木登りが得意な中南米のネコです。
黄から茶色の毛に、黒褐色の斑紋が並びます。大きな目と長く太い尾が目立ち、腹側は白色です。
ブラジル南部の大西洋岸森林では、2017〜2019年の春と夏に6地域でマーゲイをカメラ調査しました。各地域に20か所の撮影地点を置き、合計66回の記録が得られました。記録が少なかった2地域を除いて比べると、森の植物が多い地域ほどマーゲイの数が多く、最も少ない地域では100平方キロメートルあたり約10頭、最も多い地域では約37頭と見積もられました。
マーゲイと獲物になる小型の哺乳類は、主に夜に活動していました。活動の分析にはマーゲイの独立した記録62件を使い、記録時刻は午前1〜2時ごろに集中しました。6地域のあいだで活動時間に大きな違いはなく、数の見積もりは森の植物の多さと人の影響に結びついていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
この研究では、人の影響が中程度の場所でもマーゲイが一定の密度で暮らしていました。著者らは、ブラジル大西洋岸森林の南端で、小さくてもつながりのある在来林を守ることが大切だと示唆しています。