メスは首のような部分が長く、頭との間のくびれが弱い形です。
記載されたメスの腹部は、ベージュに茶色のまだら模様があり、白い毛が房のように生えています。脚は明るい茶色で、濃い色の輪模様があります。
Eriauchenus milajaneaeは、頭の上に四本の小さなとげを持つクモです。前方の中央の目は大きな盛り上がりの上にあり、長いあごの根元近くにも下向きの短いとげがあります。体長二・三三ミリメートルの基準標本では、あごの長さは二・〇三ミリメートルありました。
二〇一八年に発表された学名には、未来の出会いへの願いが込められています。名前はミラ・ジェーン・マコーレーにちなんだもので、著者らは、その人がいつかアンドハヘラを訪れ、このクモを見つけてほしいと記しました。すでに得られた標本に名前をつける作業と、これから森で出会う人への思いが、一つの学名の中に重なっています。
記載の基準になったメスは、二〇〇二年一月二一〜二五日に採集された個体です。研究者らは、似た種類との違いを探るために、体の外側だけでなく内部の小さな構造も比較しました。本種のメスでは、体内の硬い板状の構造の後ろ側が、幅の広い長方形に伸びています。顕微鏡で確かめた特徴と名前の由来がともに残され、わずか数ミリメートルのクモが一つの種類として記載されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
二〇一八年の記載で本種が確認されていたのは、アンドハヘラ国立公園のコル・デュ・セドロです。森林の生息環境を保ち、追加の標本とともに周辺の分布を調べることが、保全に必要な情報を補います。