ヨアケオオコウモリは、細長い鼻先と大きな目を持つコウモリです。花の蜜や花粉を食べ、洞窟などで大きな群れを作って休みます。
上面は暗い灰褐色、下面は淡い色です。鼻先は細く長く、目は大きく、尾は短く飛膜につながっていません。
タイ南部の農園が混じる地域で、研究者はドリアンとペタイの開花期にヨアケオオコウモリ10頭を発信器で追跡しました。花への訪問回数、採食中に移動した木、花に付いた花粉を調べ、農地と木々が混ざる景観で本種が果樹の受粉に関わる様子を記録しました。調査は蜜食性のコウモリが自家受粉しにくい植物の間で花粉を運ぶかを確かめるものでした。
追跡したコウモリは1時間に平均7回花を訪れ、採食行動の80〜86%で同じ植物種の複数の木を行き来しました。訪れた花では、ドリアンの柱頭の93%、ペタイの柱頭の50%に同じ植物種の花粉が付着していました。研究者は、夜に蜜を食べて移動する本種が、両方の果樹の花粉を運ぶことを確認しました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
タイ南部の農園地帯で、ヨアケオオコウモリ10頭がドリアンとペタイの開花期に追跡され、平均訪花回数は1時間あたり7回でした。採食行動の80〜86%で、同じ植物種の複数の木を訪れました。訪問された花では、ドリアンの柱頭の93%、ペタイの柱頭の50%に同種の花粉が見つかりました。研究は本種が両作物の受粉に関わることを示し、果樹が混じる景観を移動する採食行動を記録しました。著者らは、果樹園での受粉を支える要素として、花を咲かせる樹木の混植と自然のねぐら洞窟の保護を挙げています。花の利用とねぐらの場所が、調査地で確認された本種の生態系上の役割に結び付いています。論文では本種は調査地で最もよく見られる花訪問者でした。