チャコヒメシャクケイは、アルゼンチン北部の森林や林地で記録される大型のシャクケイ類です。SIBのアルゼンチン種ページは、枝をすばやく移動し、つがいや小群で行動すると説明しています。
アルゼンチンSIBの記載では、頭と首は灰色、背はオリーブ褐色、腹側は灰色がかった黄土色で、腹と腰はシナモン色です。脚はピンク色で、尾の外側の羽は赤みを帯びます。
アカオヒメシャクケイが暮らすブラジルのパンタナルには、季節の増水と長い乾季があります。川に沿って続く森林では、木々が実をつける時期と花を咲かせる時期がずれています。この鳥は、その変化に合わせて果実や花を食べ、川沿いの森を利用しています。花も、森の大きな鳥の食事になるのです。
ミランダ川沿いで2000年四月から二年間行われた調査では、食事の記録の約四割半が花でした。乾季に限ると花は半分以上を占め、特に乾季の中ごろから後半に重要になっていました。木がたくさんの花を咲かせると、二〜四羽が集まり、三十分から一時間ほど食べ続ける姿も見られました。
果実も季節ごとに種類が変わりました。乾季には、ゆっくりと熟すジェニパの仲間の大きな実を、少しずつ食べる姿が見られます。イチジクが豊作の木には、同時に十羽まで集まりました。季節によって食べ物を変える柔軟さが、長い乾季にもこの森林を使い続ける暮らしにつながると考えられています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
パンタナルの川沿いの森林では、季節ごとの果実と花が食事を支えています。研究は、長い乾季にも利用できる食べ物と、この鳥の通年の生息との関わりを示しました。餌になる木々を含む森林を残すことが、生息環境の保全につながります。