チリ中部の乾いた低木地にすむ、ネズミの仲間です。群れで地面に巣穴を掘り、主に昼に活動します。
背中は黄褐色で、腹側は淡い色です。大きな耳と、先に毛の房がある尾を持ちます。
チリ中部の野生のデグーを4年間調べると、群れで暮らすメスのほとんどに妊娠や授乳が確認されました。2005年と2006年には、群れごとに求めた繁殖メスの割合が平均で約98%。2007年と2008年には、調べた群れのメスすべてが繁殖していました。地面の下で暮らす集団の中には、同じ時期に子を育てる何頭もの母親がいました。
2011年に発表された研究では、チリ大学のリンコナダ・デ・マイプ実験地で、夜に同じ巣穴を使う仲間を発信器と朝の捕獲で調べました。2005年から2008年の各年に確認した群れは、順に13、11、9、10組です。群れをつくるおとなは2〜12頭で、メス1〜8頭、オス0〜5頭という幅がありました。周辺のデグーの密度は年によって変わりましたが、群れ全体の頭数やメスの数には、年別の密度に応じた統計的に明確な変化が出ませんでした。大小さまざまな群れで、多くのメスが繁殖する暮らしが記録されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
チリのラス・チンチリャス国立保護区では、デグーが暮らすことを管理者のCONAFが記録しています。同保護区は、在来の野生動物を守るため、ペットや外来動物の持ち込み、野生動物への餌やりや妨害を禁じています。