キタツパイは、灰色がかったオリーブ色の毛と細長い鼻を持ち、南アジアから東南アジアの湿った森林などにすみます。
毛色は灰色がかったオリーブ色で、鼻先は細長くとがっています。
インド北東部トリプラ州のアタラムラ丘陵では、2012年3月15日の朝、季節性の小川沿いの林床でキタツパイの成獣3頭が餌を探していました。観察地点の標高は322mで、周囲は樹木や竹林、谷筋の流れがある熱帯の湿潤落葉樹林でした。この記録は、トリプラ州ダライ地区で本種が見つかった初めての報告でした。
同じ三頭の行動を10時間観察すると、落ち葉や土の下からコオロギや甲虫などを掘り出して食べる様子が多く見られました。シロアリやゴキブリも記録されています。ときには枝に移り、果実や種、セミ、アリなども食べています。正午を過ぎると、樹上の巣で1〜2時間休む様子が記録されました。観察は午前6時から午後4時まで続きました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
トリプラ州の調査論文は、キタツパイが利用する森林の脅威として、木材や薪を集めるための森林侵入、道路や鉄道建設に伴う土地改変、ゴム農園への転換を挙げています。観察地は樹木、竹林、小川がある湿潤落葉樹林で、三頭は地面で昆虫を探し、木の上でも果実や種を食べていました。