南北アメリカの一部にすむ、模様の多いネコです。体には黒い縁取りのある斑点が、鎖のようにつながって並びます。
頬には黒い線があり、耳の後ろには明るい斑点があります。毛色はすむ場所によって、灰色がかった色から赤みのある色まで変わります。
ブラジル・アマゾンの12調査地で、2010年から2017年に899地点へカメラを設置し、オセロットが使う環境を調べました。写真の有無から場所の利用を推定する際、調査地ごとの差とカメラの稼働日数による見つかりやすさも考慮しました。
モデルで最も強い関係が見られたのは森林の量で、森に覆われた場所ほど、オセロットが生息地として使う推定確率が高まりました。水辺の近さも関係し、川や湖から離れるほど利用確率は低くなる傾向でした。道路や集落との距離、地形なども関係し、保護区の中でも利用確率は調査地ごとに異なりました。この広域のカメラ調査は、アマゾンで森の広がりがオセロットの生息地と結びつくことを示しています。
IUCNレッドリスト · 低懸念(LC) · 世界
IUCNレッドリストの世界評価では、オセロットは低懸念(LC)です。評価日は2014年5月10日で、2015年に公開され、2016年に正誤版が出ました。個体群の傾向は減少とされ、現在のページには更新が必要と記載されています。IUCNネコ科専門家グループの種紹介は地域の区分も別に示し、米国とメキシコを絶滅危惧、ブラジルのミナスジェライス州を深刻な危機、エスピリトサント州など五州を危急としています。世界評価と国・州別の区分は、それぞれ異なる範囲を評価しています。