南アメリカを中心にすむ大型のインコです。赤い体に、翼の緑色と青色が組み合わさります。
白い顔の皮膚に細い赤い羽の列があります。成鳥はオスもメスも似た姿です。
アルゼンチンのイベラ国立公園では、地域から姿を消したベニコンゴウインコを野生へ戻す取り組みが進んでいます。2022年の博士論文は、放鳥した鳥の暮らしを追いました。鳥たちは餌場へ向かうため一日に最大12キロ移動し、後の年には放鳥地点から30キロ以上離れた場所をねぐらにする個体もいました。
繁殖行動は放鳥後まもなく始まりましたが、野外で初めて繁殖に成功したのは3年目でした。食べた植物は少なくとも51種。果実を運ぶ一方、種子の散布前に食べることもありました。初期の死亡には捕食が大きく関わりましたが、最初の一年を過ぎると年ごとの生存率は高くなりました。移動と食事、繁殖の記録から、戻ってきた鳥が森で果たす役割が見えてきます。
IUCN Red List(BirdLife Internationalで確認) · 低懸念(LC) · 全世界
BirdLife Internationalの現在の種情報では、ベニコンゴウインコは低懸念(LC)です。評価日は確認できる公開情報に表示されていません。