オスは、ベージュ色の脚に濃い輪模様があります。
頭から胸は赤茶色で、腹部は灰色がかった茶色とベージュのまだら模様です。
Austrarchaea westiのオスは、口元にある脚のような器官、触肢の先に、ごく小さなふくらみを持っています。名前の基準となった標本では、その幅は0.3ミリメートルよりずっと小さいとされています。器官の中の細い部分は短く、その先端まで外側の支持部に収まります。体長3.13ミリメートルのオスの、さらに小さな部分に特徴があります。
2012年の研究で調べられたオスと幼いクモは、1993年十二月二日、ラム山地のマウント・ウィリアムズで得られました。標高1000メートルの雨林で、樹木や倒木を対象とした採集でした。研究者はオスの左の触肢を取り出し、比較する向きをそろえて顕微鏡で撮影しています。本種の触肢は、論文で扱ったクイーンズランド北東部のほかの種とは異なる型として整理されました。高地の雨林にいた小さなオスの標本が、口元の器官の独特な形を伝えています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
本種の確認地を含むディンデン国立公園では、2013年に作られ2024年に延長された管理方針が、火災に弱い植生を火から守る必要性を挙げています。また、公園の自然を守るうえで不足する知識を特定し、研究、継続的な確認、評価を進める方針も示されています。本種が確認された高地の雨林を含む公園で、環境と生き物を守るための管理が位置づけられています。