グアテマラの木の上にくらすトカゲです。2009年の調査では、植物が厚く生えた古いオークの木から見つかりました。
目のまわりには明るい輪があります。おとなの背中の色には灰色、茶色、黄色などの幅があります。
Abronia campbelliは、メスが子を産むトカゲです。生まれたばかりの子は、おとなよりずっと小さな体をしています。
二〇一一年に実施者が報告した繁殖事業では、グアテマラ市のズートロピックの施設に、五組のオスとメスが確保されていました。そのうち四匹のメスが、二〇一〇年三月から四月に子を産み、一匹のメスあたりの子の数は平均一〇・五匹でした。これは、この施設での四匹についての結果です。
子を野生に戻す際には、地域の人たちも協力しました。放す木は、ほかのオークから離れ過ぎておらず、人の手で乱されにくい場所から選ばれています。繁殖施設で子を育てることと、戻る先の木を選ぶことを組み合わせた取り組みが、この時期の報告に残っています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
調査地では木が切られ、残るオークが離れ離れになっていました。研究者は土地の所有者と、残った森を守り、戻す取り組みを始めたと報告しています。
二〇二三年の事業報告では、実施者が五つの農場と森林回復の計画を作り、その年の段階で一万五千本の木を植えたとしています。在来の木を育てる苗畑も五か所に設けられました。二〇二三年から二〇二五年に百ヘクタールを回復させることは、報告時点では計画です。木を植えた後も、野外での定着や生存を調べる作業を続けるとしています。