小さな耳と幅広い前あしのひれを持ち、北アメリカの太平洋側の海岸にくらします。
目の後ろに小さな耳の出っぱりがあります。ゼニガタアザラシには、この出っぱりがありません。
カリフォルニアアシカのロナンは、一定間隔で鳴る音に合わせて、頭を上下に動かせます。音の速さが変わると、頭を動かす間隔も変えます。サンタクルーズの施設でくらすこのメスは、三歳のころから練習を続け、十五歳でも拍に合わせる動きを示しました。
2025年の研究では、ロナンと十人の大学生が、同じドラム音の課題に取り組みました。ロナンは頭を下げ、人は腕を振り下ろし、動きの最も低い位置を拍に合わせます。毎分112拍、120拍、128拍を各四回試し、112拍と128拍はロナンに初めて提示した速さでした。ロナンはこの課題でも一つの拍につき一回頭を動かし、動作の間隔のばらつきは、三つの速さすべてで十人の参加者それぞれより小さくなりました。慣れた120拍だけでなく、新しい速さにも動きを合わせる柔軟さが、同じ音を使った比較から示されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
漁具が体に絡むと、けがをしたり、泳ぎや食事が妨げられたりします。
NOAAは、カリフォルニアアシカへの脅威として、有害な藻類が作る毒素も挙げています。餌を通じて取り込まれるドウモイ酸は、けいれんや死亡を引き起こすことがあります。同機関は、座礁した個体やけがをした個体への対応を、保全活動の一つに位置づけ、専門の救護団体と連携しています。