夜に活動し、前足から後ろ足に張る皮膜で木から木へ滑空するリスです。
背中は黄褐色から茶色で、腹側は白色です。
アメリカモモンガは樹洞を休み場所などに使います。メキシコのシエラ・ゴルダ生物圏保護区では、住民から夜に木々の間を滑空するリスの話を聞いた研究者が、2024年7月から11月までカメラを設置しました。カメラはオークの木にある地上約3.5mの穴へ向けられ、約130日分の撮影記録が集められました。
同じ樹洞でアメリカモモンガが写ったのは19回で、記録はすべて夜の19時から翌朝5時の間でした。木の穴はネズミ類や別のリス、鳥にも使われていました。この記録はグアナフアト州で初めて確認された例で、既知の最寄り地点から北西へ52km離れています。樹洞を保つ森林管理と、記録の少ない地域での継続調査が大切だと著者らは述べます。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
シエラ・ゴルダ保護区の一つのオーク樹洞では、2024年のカメラ調査でアメリカモモンガに加え、ネズミ類、別のリス、鳥も確認されました。著者らは樹洞のある木を残す森林管理と、カメラなどを用いた長期調査を提案しています。これは地域の生息地保全に役立つ記録ですが、個体数の増減や種全体の正式な保全区分を示すものではありません。