灰色の細かな模様と黒い尾が目立つオスがいるカモです。
オスは灰色を基調に細かな模様があり、メスは褐色でマガモのメスに似ます。オスは夏の換羽期にメスに似た地味な羽色になります。
オカヨシガモは、別の鳥が持ち上げた水草を食べることがあります。オーストリアのリンツにある小さな湖では、オオバンの周りに集まり、オオバンが水草をくわえて浮かんでくると、すぐに近寄っていました。長い水草をオオバンが頭を振って細かくする間に、こぼれた切れ端を拾います。くちばしから直接、水草を取る姿も見られました。
2023年にまとめられた記録では、この湖の2021〜2022年と2022〜2023年の冬に、オカヨシガモ約50羽、ヒドリガモ約30羽、オオバン20〜30羽ほどが見られました。一方、2022年12月19日には、オカヨシガモのつがいが自分たちで水中へ潜り、羽も使いながら何度も水草を取りに行っています。ふだんは水面近くで食べ物を得るカモも、この場面では頭から水に入り、しぶきを上げて水草を集めていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
米国森林局の1993年の管理資料では、オカヨシガモが巣を隠す草むらは、草刈りや家畜の放牧によって失われることがあるとされています。春の終わりから夏の火災は巣を壊すおそれがあり、ひなや羽が生え替わる時期のおとなも影響を受けやすいとされています。北米の繁殖地では、巣を作る時期に草むらを残すことが保全の課題です。