頭に前へ垂れる羽の房があり、家族で地面を歩き回るウズラです。
ずんぐりした体で、胸は灰色、腹にはうろこ模様があります。頭には前に垂れる羽の房があります。
カンムリウズラの子育てには、一羽のメスとひなを中心に成鳥が集まる形と、複数のメスが加わる形があります。オスも一緒に過ごします。成鳥とひなが地面を歩く群れの中には、いくつもの家族が重なったような集まりがあります。
カリフォルニア州サンディエゴ北部では、一九九五年、一九九七年、一九九八年に、野生の成鳥とひなの行動や血液が調べられました。二〇〇七年の論文は、十二の家族群から得た試料を使い、遺伝子の三つの目印を比べて、群れの成鳥がひなの親であるかを検討しています。
その結果、オスにもメスにも、一緒にいるひなの一部について、実の親には当たらないと判断された個体がありました。複数のメスがいる群れでは、異なるメスのひなが合流しているという見方に合う結果も得られました。ひなを囲む群れは、血のつながりだけでは捉えきれない、この鳥の社会を映しています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
原産地のカリフォルニアを対象とする保全研究事業は、生息地の分断や野外で暮らすネコによる影響に伴う、地域的な減少や消失を挙げています。サンタカタリナ島だけにすむ亜種も、保全上の配慮が必要な対象として紹介されています。地域ごとの状況を調べ、草地と身を隠せる茂みのつながりを保つことが大切です。