北米にすむ背の高いツルです。成鳥は白い体に黒い翼先と赤い頭が目立ちます。
成鳥はおもに白く、翼の先の黒い羽と頭のてっぺんの赤い部分が目印です。若鳥は初め赤茶色で、成長とともに白い羽が増えます。
アメリカシロヅルのアランサス・ウッドバッファロー集団は、カナダで繁殖し、冬にはテキサス沿岸の湿地へ渡ります。冬の餌にはカニや植物の実などがあり、海岸の湿地が季節の暮らしを支えます。この集団は、野生で自ら世代をつなぐ、保全上重要な集団です。
2025〜2026年の冬は、航空機での調査などから、主要な調査範囲に約540羽いると推定されました。前年の557羽との差は、推定の誤差の範囲と説明されています。数字の変化とともに、同じ範囲を同じ方法で見守ることが、長い回復の様子を追う手がかりになります。
近年は、従来の調査範囲の外で冬を過ごす鳥も見られます。GPSによる追跡の情報に加え、住民や鳥を見る人の目撃記録を専門家が確かめ、分布を調べています。別の地域で進む再導入も含め、鳥が暮らす場所と、次の世代が育つ様子の両方を継続して見守っています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
繁殖地、渡りの途中、越冬地をつなぐ湿地の保全が重要です。カナダと米国の関係機関などが、航空調査や追跡、確認済みの目撃情報を組み合わせ、野生集団と再導入集団を見守っています。