チャキンチョウは、中央アジアで繁殖し、インドで冬を過ごすホオジロ類です。香港では冬にまれに記録され、メスや若鳥はクロホオジロに似て識別が難しいことがあります。
香港の資料では、メスと若鳥はクロホオジロに似ますが、頭頂の筋が目立ちにくく、背中の筋がより目立ちます。オスも冬には赤い頭が褐色の羽先で隠れます。
チャキンチョウのオスを短い日照時間に保ち、夜の光に対する反応を調べた実験があります。鳥は個別のケージに入り、6週間にわたり約2ルクスの明かりを受けました。明かりを夜の早い時間、真夜中、明け方前のいずれか4時間だけ点灯する群と、一晩中点灯する群、暗いままの群が比べられました。
夜中の4時間に光を受けた鳥は、渡りや繁殖に関わる反応が最も強く、一晩中光を受けた群に近い結果でした。早い時間の光は夕方以降の活動を延ばし、遅い時間の光は朝の活動開始を早めました。同じ明るさでも、照らす時刻によって体の反応が違いました。活動のほか、メラトニンや体温のリズム、体重、脂肪、食べる量、生殖腺の大きさにも変化が記録されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
約2ルクスの光を夜中の4時間だけ受けた群では、渡りや繁殖に関わる反応が早い時間や遅い時間より強く表れました。著者らは、夜の一部だけを照らす方法が、夜に渡る鳥への光の影響を減らす手がかりになると述べています。