赤みのあるオレンジ色のくちばしと、目の上の白い模様が目印のペンギンです。
くちばしは鮮やかな赤みのあるオレンジ色です。オスはメスより大きめです。
ジェンツーペンギンは、水中の音と、その後に現れる魚を結び付けて覚えることができます。音の後に魚が出る経験を重ねると、魚がまだ現れていなくても、水中の音源へ泳ぎ寄るようになります。潜っている間にも、音を聞き取り、次の出来事の手掛かりにできるのです。
2022年の研究では、デンマークのオーデンセ動物園で、水中スピーカーと魚を流し出す管を使いました。最初は音と魚を同時に出し、慣らしてから間隔を一秒、二秒へと延ばしています。2021年3〜4月の試験では、音を流してから二秒の間に、音源へ向かう反応があるかを映像で判定しました。個体を区別せずに分析した230回の試験では、約78パーセントで、複数の観察者が反応を認めました。音を出さない43回の比較試験では、その時間内に反応はありませんでした。続く試験では、識別できた三羽でも学習を確認しています。水中で聞き取った音が、その後の行動を変える手掛かりになっていたのです。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
フォークランド諸島のヨーク・ベイでは、高病原性鳥インフルエンザによってジェンツーペンギンの繁殖集団が大きな被害を受けました。現地政府の2025年12月2日の発表によると、同年10月に閉鎖した場所を、死亡率の低下を受けて条件付きで再開しました。当時も感染場所として扱い、立入区画を守ること、野生動物から10メートル以上離れること、衛生対策を続けることを求め、残るペンギンの健康監視を継続しています。